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ワクワク人生攻略ブログ

【レビュー】「DENKI GROOVE THE MOVIE?」

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電気グルーヴという愛すべき変態ユニットの、結成25周年に合わせて作られたドキュメント映画。

www.denkigroove.com

監督は「モテキ」や「バクマン。」の実写化で有名な大根仁さん。
大根監督はサブカルチャーを映像化する才能に長けているので、電気グルーヴという変態をどう調理してくださるか楽しみにしてました。

2014年フジロックの映像からスタート

ステージ終了後、楽屋でハイタッチする石野卓球ピエール瀧と、サポートのagraphの3人。やりきった清々しい表情で、汗だくです。
そこにフジロック総括が来られて「良かったよ!」と絶賛。
徐々にインタビューとステージ映像が混在していきます。

遡ること25年前、電気は「人生」だった

映画監督ケラリーノ・サンドロビッチが「有頂天」というバンドのボーカルだった頃、「いかすバンド天国(略してイカ天)」というテレビ番組がバンドブームを後押ししていた1980年代後半、人生というバンド…と言っていいのかわからんものがいました。

「人生」を解散し、卓球と瀧が次に作ったのが、まさか25年も続くと思っていなかった「電気グルーヴ」です。
「人生」を自身のレーベルに引き抜いたケラ、電気メジャーデビュー時に在籍していたCMJK(今はSMAP等のJPOPアレンジャー・プロデューサー)、電気がメジャーに移ってからのソニー担当、雑誌「ロッキンオンジャパン」編集長のインタビューが挟まれます。

CMJK「この人達は売れるから自分がいてはいけない」

電気をやめた表向きの理由は「このバカ達とやっていけない」ですが「そのうち売れてバラエティ番組とかに出て、ひな壇に座るようになる」とCMJKは当初から思っていたそうです。
自分がバラエティやりたくないのと、2人の足を引っ張りたくないのとで、彼は電気を脱退します。
脱退した後のCutemenConfusionでの「音のかっこよさ」は今聴いても群を抜いてるので、貼り付けておきます。向かって左の、赤い服を着た人がCMJKです。大好き!!
(映画でずいぶん老けたなと思いましたが、この人の作る音は正義!)

まりん(砂原)加入からのメジャーアイドル化

恐らく古参と言われるファンの方々の多くは、この頃に電気を知ったかと思います。
当時の「ポップなメロディに毒舌ライム」は中高生の心をつかみました。
新千歳空港に着いたら「長嶋監督が来た!って出迎えてくれ」というラジオでの無茶振りに、多くの中高生が本当に応えました。
この時ね、私の友人が現場に行ってたんですよ。
武道館、フジロック初回と、着実にファン層を広げていき、音楽も大ヒット「シャングリラ」を出す等、飛ぶ鳥を落とす勢い。動画は2006年フジロックの「N.O」です。 

電気海外進出期

この頃、卓球とまりんがそれぞれソロでアルバムを出し始めます。
卓球に至ってはドイツのテクノイベント「ラブパレード」で150万人の前でDJするという偉業を成し遂げます。
前述の「新千歳空港に行った友人」はラブパレードにも行ってます。
気軽な気持ちで「テクノって知ってる?」と電気、クラフトワークYMOを貸した中学生の自分を褒めたい。
そして卓球はテクノイベント「WIRE」を立ち上げ、日本にテクノ文化を広めていきます。
テクノ界のザビエル。

まりん脱退からの電気潜伏期

一番インタビュー映像が多く使われているまりん。彼も「自分が目指すところと、電気が目指すところは違う」との思いから、電気を脱退します。
まりん脱退以降はKAGAMI、DJ TASAKAらがサポートで入ることが多く、特にKAGAMIが中心サポートでした。
KAGAMIって誰?と思ったあなたのために、生前の素晴らしいDJプレイ動画を貼っていきます。
彼が急逝された時、電気は一時的に活動を停止しているのですが、サポートが無くなった以外にも「喪に服していた」そうです。

電気完全復活期

それ以後もたまにアルバムを作ったり、卓球は山へ芝刈りに行くごとく世界各地でDJをし、瀧は川で洗濯するごとく俳優道タレント道を突き進みます。
電気グルーヴ」という祭が復活するきっかけの一つは、最初に書いたケラからの「大槻ケンヂの小説を映画化するから、主題歌書いてくれ」オファーだったそうです。
ケラ以外にも、スチャダラパー小山田圭吾サカナクション山口一郎、とにかく二人の人脈と人望がすごいなと思えるインタビューの組み込み方。

そして2014年フジロックへ戻る

ドキュメント映画というより、こんなバンドあったら面白くない?という感じで「架空のバンドの25年を振り返る」映画としても見られます。
電気ファンはもちろん「電気グルーヴ?名前だけ知ってるけど」な人にも、自信を持ってお勧めできる映画です。 

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