あなたの名前を呼んでいいかな

ワクワク人生攻略ブログ

人生どん底だった時にマルチ商法に合い、人生経験だと思ってついて行った話

f:id:cocoquet:20160525203308j:plain

はじめに

私が二十歳そこそこだった頃です。就活がうまくいかない。この、高校卒業〜大学卒業位の年齢時に誰もが引っかかる罠に、私は当時かなり絶望しまくってました。そんな時、バイト先の友人女子(同い年・フリーター)が「ちょっと話したい事があるんだけど○○ってお店行かない?」と誘ってきました。

怪しい。普段のその子なら、わざわざそのような聞き方はしない。落ち込んでるから男を紹介するノリか?!と、一瞬勘違いしました。

数日後

バイト終わりに指定されたお店(よくある喫茶店って感じ)に行きました。これ又怪しい。客層が「妙にイキイキした若者+その友人」だけで構成されている。マルチの勧誘だと悟りました。(我ながら速い)

そこへ友人と、その友人だと自称する同年代の女性あらわる。10代の頃の安室ちゃんのような細身のスーツに、指には二十歳には明らかに似合わない大きいダイヤのリング(もうマルチ確定)

30分位でしょうか、その喫茶店で世間話をして、ダイヤ女はこう切り出しました。

「友人ちゃんのお友達(私)が就活で悩んでるって聞いて…私もそうだったからわかるんだよね…もっと落ち着ける所で話しよ☆」どこだよ落ち着ける場所って!!

ダイヤ女のこの一言で、店内にいた「妙にイキイキした若者+その友人」数組は同時に立ち上がり、落ち着ける場所(隣の雑居ビル)へ向かうのでありました。こわい。

雑居ビルにて

会議室のような部屋に通されます。収容人数30名程度。よくある「長机+椅子2つ」セットが横3×縦7〜8位並んでる感じでした。怖かったのが既に最前列以外の席は埋まっていた事です(全部マルチ信者)

私と友人、ダイヤ女は講師の目の前最前列という、特等席に座らされました。数分後、盛大な拍手とともに、スーツを着たお兄さん登場。なおこの日の生け贄は、私の他に2人いました。両脇の机に、友人及びダイヤ女に代わる人(恐らく幹部クラス)と一緒に座らされてます。

私はずっと「どこどう突っ込んでやろうか…」と冷静に考えていました。

兄さんの説明が、どの企業説明会よりもぶっ飛んでました。さすがマルチ!感動すら覚えるレベル!

・「本社は東京の○○にあります」と企業ビルの写真を見せるも、どのビルか全く特定できない写真(風景もないので場所も特定できず)

・「これはマルチ商法ねずみ講ではありません!皆さんがお友達やご家族を紹介し合う事で、お互いに幸せになるシステムなのです!」それがマルチって言うんだよ。

・兄さんが話した事にいちいち盛大な拍手を送る、後ろの人々の威圧感

・いい頃合いで「ね?いい事いってるでしょ?」等同意を促すダイヤ女

・要はダイヤの指輪やらネックレスを売りつけて儲けようぜシステムでした

勧誘スタート!!

ダイヤ女+後ろの人数人+兄さん直々による「私をマルチへ誘い込む説得」が始まりました。私は悟りました。この人達は「何かを言ったら倍にして返すだけのパワーがあるから、ひたすらNOとだけ言おう」と。

「こんないい話があるのにもったいない!」→「興味ありません」

「これをやった事で私達はこんなに幸せになれたのよ?」→「興味ありません」

キョウミアリマセンと言い続ける事でも、彼らはくじけません。そのパワーを他の所に使ったら有能なのに…と残念にすら思えてきます。しかし私と同様に連れられてきた、2組の生け贄は、既にそのパワーにやられております。

逃げました

私はここにいても体力消耗するだけだし、やる気は全くないし、ネタ仕入れるためだけに来たのだからもう不要だと、席を立ちました。

出てきました、後ろの方から明らかにその筋と思われる、ガタイのいい兄さん数名。

そして私を「どうして帰るんですか?」と止めるも「興味がないので帰ります」としか返さない私に、とうとうダイヤ女と修造とガタイのいい兄さん達キレだす。謎の言語で話しだしたので、私もこの辺は覚えてません。私は全力で彼らの手を払いのけて「では帰ります」とダッシュしました。

雑居ビルを出て驚きました。友人が私を追いかけてきてたのです。「なんでこんないい話断るの?」と泣かれました。私は淡々と無表情で答えました。

「これはマルチ商法だ、私は全く興味がないし、これをやり続けるならあなたとの付き合いもやめます」と。

直後+後日談

私は某企業から内定をもらいました。ありがたや。

友人はこの後3ヶ月ほどマルチをやっていたそうですが、やめた途端「家の前に車が数台止まってて、私を拉致しようとしている…外に一切出られない……」と連絡が来ました(実家住まいだったので、ご家族も車を目撃していたそうです)

最後の温情で私は彼女に言いました。「消費者センターに連絡して、全部事情を説明すれば、相談にのってもらえるから。あと警察にも連絡して。それと私には二度と連絡してこないで」と。その後彼女がどうなったかは知りません。

(ネタっぽすぎて笑えますが、二十歳そこそこの私が体を張った体験談です)

オススメ記事
▶︎初めましての方に10記事用意してみました
▶︎はてなブログで「無料で」行った7つのカスタマイズ
▶︎健全なクラブ紹介システム、はじめました
▶︎【ミニマリスト】2泊3日・東京旅行への最小限持ち物公開

広告を非表示にする