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【レビュー】映画「東京喰種 トーキョーグール」原作を6年読み続けているファンが見ても、かなりいい作品でした

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ざっくりとあらすじ

どこにでもいる文系もやし大学生・カネキ(窪田正孝)は、喫茶店で一目惚れした女性・リゼ(蒼井優)に今日こそは告白しようと、友人・ヒデ(小笠原海)に後押しされます。
いざ声をかけようとなると、挙動不審になるカネキをヒデが軽くどついたところ、カネキの持っていた愛読書・高槻泉のサスペンス小説「黒山羊の卵」が、いい具合にリゼの目の前に落ちます。リゼは本を拾って「面白いですよね、高槻泉」とカネキに微笑みます。
うまいことデートにこぎつけたカネキは、帰り道にリゼに抱きつかれます。浮かれるカネキの肩を抱き・・・リゼはカネキの肩に食らいついて、カネキを食べようとします。リゼは「人間の姿をしながら、人間しか食べることのできない喰種(グール)」だったのです。痛さと怖さで逃げられなくなっているカネキに、容赦なく襲いかかるリゼですが、彼女の上に工事中の鉄骨が落下。リゼは即死します。
その後リゼの臓器を移植されたカネキは、体の半分が喰種となってしまい、普通のご飯が一切食べられなくなります。代わりに人間を見て「おいしそう」と思ってしまい、そんな自分に苦しみます。
ある時、リゼと会った喫茶店でアルバイトをしている女子高生・トーカ(清水富美加)も喰種だと知り、お腹が空いたカネキは彼女の元に助けを求めに行きます。
ですが生まれた時から人間しか食べられないトーカは、喫茶店で出た余ったケーキをカネキに投げつけて「教えてよ、ケーキってどんな味がするの?ドーナツは?イチゴは?」と怒りをぶつけます。そこに喫茶店の店長・芳村(村井國夫)が現れ、喰種の世界で生きて行く殺人以外の方法を、いくつかカネキに教えます。喰種はコーヒーなら飲めること、喰種の空腹は人間の比ではないこと、他にも色々と。
ある日喫茶店でカネキは、狩り(殺人)ができない笛口親子と出会います。気弱で優しそうな母・リョーコ(相田翔子)と、小学生ほどの年齢の娘・ヒナミ(桜田ひより)。芳村は店員の四方(柳俊太郎)を自殺現場に送り、死体を調達してもらい、その死体の肉を笛口親子のような「狩のできない」喰種に与えることもしていました。カネキも芳村から肉をもらうのですが、良心の呵責で、どうしても食べることができません。でもお腹は空いていきます。この辺りの葛藤が、実写で描くとこうなるのか!というほど、窪田君は圧巻の演技でした。
さて、人間を食べる喰種がいるということは、それを取り締まる警察的組織があるということです。本作では喰種対策局(CCG)と呼ばれます。地方のCCGに、白髪ロン毛の怪しい切れ者捜査官・真戸(大泉洋)と、若くしてエリート街道まっしぐらの正義感の塊・亜門(鈴木伸之)コンビが配属されます。笛口リョーコの夫であり、ヒナミの父である喰種を駆逐し、リョーコとヒナミ母子も駆逐するために。
結果、リョーコはCCGに殺されてしまいます。何もできなかったカネキは、トーカに「何もできないのはもう嫌なんだ」と、トレーニングを申し出ます。
ある程度カネキが動けるようになった頃、真戸はヒナミをおびき出すために、リョーコの死体の一部を切断して置いておきます。嗅覚が人間より優れている喰種は「お母さんの匂い」と、腕の置かれたところへ行ってしまいます。そこには大好きなお父さんとお母さんを殺した、真戸が立っていました。
はい、ここからは映画館でご覧ください!
説明を省いた西尾先輩(白石隼也)とかも出てきますよ!
全然ざっくりじゃないな!!

原作ファンとして、いい改変だと思った所

・カネキと亜門のガチンコバトルの場所を変えた
原作に忠実に、道路を塞いでやってもいいんですが、映画館で見た時に迫力があるのはこちらでしょう。これは賛否両論かな。
・亜門の自主トレ場所を変えた
原作だと家にマイジムを作ってやっている(しかもしょぼい)ので、映画映えすることを考えたら変えて正解かと。
・西尾先輩に血まみれにされたヒデの顔を舐める演出を加えた
最初にリゼが、カネキにキスしたり顔を舐めたりするシーンがあるのですが、エロいどころか怖いです。カネキが親友・ヒデの顔を舐めるシーンは原作にはないので、そうきたか窪田!と怖くて仕方なかったです

原作ファンとして、再現してくれてありがとうな所

・真戸さんと亜門さんが、漫画から抜け出てくれた
大泉さん、鈴木さん、あなた方の演技のおかげです・・・本当にありがとうございます。大泉さんはキービジュアル公開の時点で信じていましたが、鈴木さんがどこまでやってくれるのかと少々不安でした。いい意味で裏切ってくれて、あのでかい亜門を二次元から出してくれて、ありがとうございます。

原作ファンとして、物足りなかった所

・ウタさん・・・出番そこだけ?
確かにこの辺、マスク作る以外に出てこないからわかるんですけど。彼を多く出そうとすると、他の登場人物が一気に増えるので、仕方ないです。
・クインケの説明がないから、原作を知らないと混乱するかも
真戸が持っていた触手のようなクネクネと、亜門が持っていた巨大こん棒みたいなあれは、対喰種用に作られた武器で「クインケ」と言います。仕組みは原作を読んでください。真戸とトーカが戦うシーンで、ヒナミが号泣するのには、これの仕組みが絡んできます。
・なぜ喰種が強いか説明がないから、原作を(略)
これまた原作を読んでください。というか、クインケと喰種の強さについて、3分でも説明があれば、原作知らない初見の人はもっと楽しめるだろうな。

原作はこちらから

映画になったのは1巻から3巻です。どんどん登場人物も増え、トーカに弟がいることや、トーカ姉弟の過去も次第にわかっていきます。この作品のすごいところは、ほぼ1話使って登場人物のバックボーンを書いているので、どのキャラクターにも愛着が湧くところです。 読めば読むほど、人間が正義なのか、喰種が正義なのか、わからなくなります。
あとカネキが白髪になったり、異常に強くなったり、真戸の娘(美人)が捜査官になって亜門と組んだりします。映画ではいい人だったり存在感のなかったあの人が、想像の斜め上に行ったりします。飽きるということが一切ありません。
現在、東京喰種が1巻から14巻で完結、続編の東京喰種reが1巻から12巻まで出ています!見事に伏線を拾ってくる作品なので、ぜひ刊行されている26冊を読んでほしいです!大丈夫だ、銀魂より冊数少ないから!!

公式サイトやアニメもあります

映画『東京喰種トーキョーグール』 公式サイト

TVアニメ『東京喰種トーキョーグール』公式サイト

他にも漫画原作や長めの映画レビュー、あります

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